2014年7月13日日曜日

朝までお喋り

 週末、りえさんが遊びに来た。吉ちゃんも主人もりえさんが大好きで、ウキウキしている。私はりえさんに会えたのと、家族が浮かれているのとでパルプテーションの嵐ですわ!夜ご飯は、お土産にいただいた相模湾で今朝水揚げされた生しらすと釜揚げしらす、さつま揚げを食べた。びっくりするほど沢山あったのに、あまりに美味しくて、瞬く間に皆で平らげてしまった。
 りえさんと私は会うといつも、ひたすら喋る。家族、友達、旅行、美味しい料理レシピ、面白いドラマ、映画、音楽、本、ファッション、原発問題、号泣議員、素敵な人、ヘンな人、芸能人の悪口、芸能人じゃない人の悪口、子供の頃の思い出、未来の話など。お互いお酒も飲まずにナチュラルハイになって喋る。その夜は、家族が寝てからりえさん持参のDVD「地獄でなぜ悪い」を見始めた。ハイな心境にぴったりで、後半は思わずブーッと音を出して吹き出し笑い。ドリフのコントみたいな、見事な馬鹿っぷりだった。りえさんは移動の疲れもあって、途中から寝てしまった。一時頃に見終わって、「面白かったな。でも、映画を見なかったらもっとお喋り出来たかな。」なんて思いながら星野源のエンディングを聴いていたら、りえさんお目覚め、嬉しい復活!布団に入って真っ暗な部屋の中、二人の間で寝ている八ちゃんをぷにぷに触りながら修学旅行の夜のように喋り続けたら五時になっていた。
 翌朝は八時に全員起床。私は、いただいたお古のギンガムチェックのワンピースを着させていただいた。「とっても似合うよ!本当によく似合う!」と連発しながら、りえさんは部屋の中でも、家の前の自販機の隣でも、スーパーの洗剤売り場の前でも、「え?こんなところで?」という場所で沢山、私を写真に撮ってくれた。お昼は、主人がぜひお連れしたいと計画していた近所の美味しい中華料理屋さんへ行き、皆で北京ダックなど頬張り、ケーキを買って家で食べ、夕方、りえさんは帰って行った。私と吉ちゃんで駅までお見送りした。主人が八ちゃんと留守番してくれたおかげで、帰り道は久しぶりに吉ちゃんと二人きりで手をつないで歩いた。祭の後みたいな、幸福感と寂しさだった。
 翌日、吉ちゃんは私に、「ママもりえさんみたいに足の爪、赤く塗ったらいいよ」と言った。



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